仕事で本当に必要になる会話のための実践トレーニング

英語の会議で聞き取れないとき、分かったふりをしなくていい。

2026年8月3日 | Eigo Spark


会議の内容は、だいたい分かった。けれど、期限や数字など、大切な一部分だけが聞き取れなかった。そんなときは、聞き取れなかったところだけを確認すれば大丈夫です。

英語の会議。

話の流れは追えている。

でも、締め切りが火曜日なのか木曜日なのか、そこだけが聞き取れなかった。

そして、次は自分が答える番。

こういう瞬間は、英語を使って働く多くの人が経験します。全部が聞き取れないわけではありません。ほとんど理解できているのに、大切な情報が一つだけ抜け落ちる。そして、相手はあなたの返事を待っている。

聞き返すことは、英語力が足りないということではありません。認識のずれを防ぐための、仕事のスキルです。

分かったふりは、なぜ危険なのか

会話の流れを止めたくない。準備不足だと思われたくない。そう考えて、聞き返すのをためらうこともあります。

けれど、避けたいのは、聞き取れないまま「分かったふり」をすることです。その場はしのげても、締め切りや数字、担当者を取り違えたまま進めてしまえば、あとで大きな問題になります。英語が得意な人でも、聞き返すことはあります。正確に確認する姿勢は、仕事上の信頼にもつながります。

大切なのは、聞き取れなかった部分だけを自然に確認することです。曖昧なのが一部分だけなら、すべてを繰り返してもらう必要はありません。

まず、「何が」聞き取れなかったのかを見分ける

「聞き取れない」と一口に言っても、実は三つの状況があります。どの状況なのかを見分けられると、確認の仕方も変わります。

① 一部分だけ聞き取れなかったとき
話の大半は分かったものの、日付や数字など、一点だけが曖昧なとき。その一点だけを確認します。
“Just to make sure I got that right—did you say Tuesday or Thursday?”
(念のため確認させてください。火曜日とおっしゃいましたか、それとも木曜日ですか)

② 文全体が聞き取れなかったとき
話全体を聞き取れなかったときは、もう一度言ってもらうようお願いして大丈夫です。
“Sorry, I didn’t catch that. Could you say that again, please?”
(すみません、聞き取れませんでした。もう一度言っていただけますか)

③ 言葉は聞こえたが、意味が分からなかったとき
単語は聞き取れたのに、それが何を指しているのか分からないとき。これは音の聞き取りではなく、言葉の意味や相手の意図を確認する場面です。
“Could you clarify what you mean by ‘blockers’?”
(ここでいう「blockers」とは、具体的に何を指していますか)

英語会議で自然に聞き返す3ステップ

一部分を聞き逃したときの基本の流れです。3つすべてを毎回使う必要はありません。状況に合わせて、必要なものを組み合わせます。

① 確認したいことを伝える
まず、確認したいことがあると自然に切り出します。
“Just to make sure I got that right—”
(念のため、正しく理解できたか確認させてください)

② 聞き取れなかった部分だけを尋ねる
全体を繰り返してもらうのではなく、聞き取れなかった一点だけを確認します。何が曖昧だったのかが、相手にも明確に伝わります。
“Did you say Friday or Thursday?”
(金曜日とおっしゃいましたか、それとも木曜日ですか)

③ 必要なら、最後に認識を合わせる
特に、締め切りや担当者など、実際の行動に関わる情報は、最後にもう一度確認しておくと安心です。
“So I’ll send the revised version by Friday—is that right?”
(では、修正版を金曜日までにお送りする、という理解で合っていますか)

会議で確認が必要になりやすい3つの情報

実際の会議で、特に正確に確認したいのが次の三つです。どれも、取り違えると仕事に影響する情報です。

締め切り — 日にちの聞き間違い
例:“Was that due Tuesday or Thursday?”
(締め切りは火曜日ですか、それとも木曜日ですか)

数字 — 桁や単位の聞き間違い
例:“Did you say fifteen or fifty units?”
(15個とおっしゃいましたか、それとも50個ですか)

担当 — 誰がやるのかの取り違え
例:“Did you say the marketing team or the product team will handle it?”
(担当するのはマーケティングチームですか、それともプロダクトチームですか)

聞き取りから返答までを練習する

フレーズを知っていても、本番でとっさに使えるとは限りません。次のような練習を繰り返すと、少しずつ身についていきます。

1. 文字を見ずに、まずは一度だけ聞く。
2. 話の中心——何を求められているのか——をつかむ。
3. 自分の言葉で声に出して返す。
4. 相手が実際に何と言っていたのかを確認する。
5. フィードバックを読んだあと、学んだ表現を使って、同じ場面への返答をもう一度声に出す。

聞き返すためには、まず相手の発言の要点をつかみ、どこが曖昧だったのかを判断する必要があります。Eigo Spark の「Listen & Respond」では、その土台となる「英語を聞いて理解し、自分の言葉で返す」流れを練習できます。答えたあとは、英語と日本語のフィードバックで、返答がどう伝わったかや、表現の自然さを確認できます。

Listen & Respond の音声を聞く画面

まず、英語を聞く

実際のビジネス場面を想定した英語を音声で聞きます。画面の文字に頼らず、耳で内容をつかみます。

Listen & Respond で自分の声で答える画面

自分の言葉で答える

聞き終わったら、内容を理解して、自分の言葉で返します。会議でも必要になる「聞いて理解し、返す」流れを練習できます。

Listen & Respond の評価とフィードバック画面

英語と日本語でフィードバック

答えたあとは、5段階の評価と、英語と日本語のフィードバックを確認できます。返答がどう伝わったかや、表現の自然さが分かります。

会議で一部を聞き逃しても、聞き返す方法を知っていれば、必要以上に慌てずにすみます。聞き取れなかったところだけを、落ち着いて確認する。英語を使って働くうえで、それも大切な仕事のスキルです。

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